賃貸探し決定版「噂の賃貸情報マガジン」

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現在ではインターネットの普及によって、わざわざ不動産屋まで出向くことなく自宅で賃貸物件探しをすることが出来ます。
実際に不動産屋で相談をしながら物件探しをするのも一つの方法ですが、その前にインターネットのご利用をオススメします。どうせ賃貸に住むのでしたら、人に自慢をしたくなってしまう掘り出し物の物件に住んでみたいものです。
最近ではデザイナーがデザインをした賃貸物件も多くなってきていますので、不動産屋で探してみると良いでしょう。

 

最近人気の賃貸物件が多機能型であり、タワーマンションのような設備と管理がされている賃貸もあります。
都心部では少々割高の家賃となってしまいますが、探せば理想の範囲内で素晴らしい物件と出会えるかもしれませんね。





噂の賃貸情報マガジンブログ:19年02月15日
「今日はお客様がみえるからお茶出ししてね。できる?」
母親から突然言われたのは、小学三年の秋。

お客様とは、母親のお兄ちゃんの嫁。
おいらとは血のつながりはないが、
もの静かで上品な伯母が、おいらは大好きだった。
はりきって、お茶の入れ方出し方を教わった。

伯母が到着して座敷でごあいさつをすると、
おもむろに母親が目くばせをした。

よし!と台所で、おいらは教わった通りに急須にお湯を入れ、
茶葉を蒸らしている間に、お盆に木の茶托をのせ、
あたためた湯のみをのせて、お茶を注いだ。

湯のみに八分目。
濃すぎず薄すぎず…自分としては完壁だった。

得意気にそっと、伯母の前に差し出したが
おいらは緊張して、茶托の上で少し湯のみがカタカタ鳴った。

「まあ、嬉しいわ!ありがとう、いただくわね」

にっこりして伯母が湯のみを手にした瞬間、
あ!と自分の顔がサーッと冷たくなるのを感じた。

注意して入れたつもりだったのに、
茶托にお茶がこぼれてしまっていたのだ。

あろうことか、
湯のみといっしょに茶托が持ち上がるのを見た瞬間、
思わず目をつむったおいらの頭の中に…

次にくるであろう光景がパパーッと、
早送りの走馬灯のように浮かび上がった。

…湯のみにくっついて持ち上った茶托は、
カチャーンと音をたてて落ちる。
困ったような伯母の顔。あわてる母親。
ふきんを手にする母親の姿まで思い浮かび、
おいらはさらに強く目をつむった。
しかし…あれ?

おいらが恐る恐る目をあけてみると、
なんと茶托は、伯母の左手の上にあった。

落ちる寸前、伯母はすばやく茶托を受けとめていたのだ。

そして、普通に静かに、お茶を一口飲み、
「まあ、おいしい」
と、言ったのだった。

おいらは嬉しさと安堵と、
気はずかしさで何ともいえない心持ちだった。

―地球滅亡まであと427日―


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